[序] フリージャズはプロレスかっ?
山本K
96/8/25 Sun、タツ青木・パワートリオのステージを見に行った。
青木氏自らシカゴ前衛派「空前のメンバーの最強トリオ!」と豪語するメンバーは、Tatsu Aoki + Afifi Phillard (Drums) + Mwata Herman Bowden (Wind)。
フリージャズは生で聴くに限る。伝わり易いから。
ステージでお互いが挑戦する様に、また相手を試す様に演奏する姿を見て、次はどんな音が出てくるのか想像しながら見ると結構面白い。先日のソロ・コンサートでは取り憑かれた様に弾いていた青木さんも、この日は相手の顔を見てニヤニヤしながら演奏していた。いつもとはひと味違うトリオの構成に、嬉しそうだった。
フリージャズでも実験映画でも、僕には「何やってんだかワケが分からない」って時があるのだが、一方で確固たる理由もなく「おぅぉ!なんだか良く分からないけど盛り上がってんなぁ!」とか「取り憑かれたように弾いてんなぁ」って感じで、肌で何かを感じる時もある。
まぁ、奏者の顔ツキで音楽の話をしても仕方ないので、とりあえず本人に彼らと演奏した喜びを語ってもらおう!とメールを出したら、こんな返事が届いた。
以下原文のまま掲載。
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青木さんから届いた自問自答のメール
Q1:何故、U系の試合では間接技が決まり、プロレスの試合ではきまらないのか?
答:1.プロレスラーは間接が決まっても簡単にギブアップしない。相手も腕や足を折ってしまうわけにもいかないので、別の技を仕掛ける。
2.レスラー同士の場合、間接が決まっても傷つける事まではしないという対戦相手への最低限の信頼があるため、必要以上に防御せず技を決めさせてしまう。そのため、格闘技戦の場合どうしても防御が弱い。しかしながらタフさにかけてはプロレスラーは他の格闘技者よりはるかにまさるので、簡単にはたおれない。
Q2:何故、相手のレスラーはムーンサルトのような技をうけるのか?
答:下手に防ごうとしたり、よけようすると最悪の場合、かえって危険である。真正面から受ければダメージはあっても怪我をするような事はない。
Q3:何故、ロープに飛ばされるのか? ロープに飛ばされたレスラーは戻ってくるのか?
答:一度や二度は相手の技をあえて受けたり、逆にロープの反動を使ってのダイナミックな技を仕掛ける事をしようとしている。せまいリングを広く使い遠くの観客に対してもよくわかるような飛び技等を考えている。
Q4:何故、武藤はムーンサルトやドラゴンスクリューにこだわるのか?
・・・・(ここでメールは途切れる)
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…青木さんが大好きな、ぷ、ぷろれすの事しか書いていない。
あーそーですかっ!真面目にライブの記事を書こうとした僕が悪うございましたっ!
僕はプロレスQ&Aじゃなくて、ライブの感想を聞きたかったのに。
だが、そこに新たな光が見えた。
「そうか、フリージャズはプロレスなのか?」と…
続き: [答] フリージャズはプロレスなのだっ!!
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